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2024.05.22
コンピューター調色システムの導入
オートプランナーHAYASHIの山下です。
先日、板金・整備部門の潮見工場にて関西ペイント社の最新調色システム【AIカラーシステム】を導入致しました。
板金塗装では、それぞれの車両の状態に合わせたボディカラーを都度作成します。
これは車両毎に定められているカラーコードにて単純に作成した塗料がそのまますべての車両に使用出来るわけではなく、経年や保管状況によってそれぞれの車両に適したカラーを調整する作業が必要となります。
今回のシステムではカラーセンサーにて車両の状態から調色に適した配合をAIにて判断をし、今までであれば平均5回程度の調色作業が必要であったところ、平均2回の調色で作業を完了できることとなります。
こちらがカラーセンサーです。
メーカー職員より使用方法の説明を受ける工場長。
作業時間の短縮によりお客様への納車をよりスムーズに行えるほか、廃棄塗料の削減により昨今叫ばれている『SDGs』への貢献へ繋がるのではないかと考えております。